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なぜ銅とアルミニウムを選択したのか。

ラジオの健康相談の番組で女性中国人の先生が、手の甲や掌に十円と一円硬貨を貼り付けての健康法を紹介されたのを聞き、銅とアルミニウムの組合せはイオンの関係で何か作用があるのだろうと思い、この二つの素材を選びました。

最初はブレスレットを作りましたが、ホームセンターで銅線とアルミニウム線を買って来て、この二種類の金属をネジリ合わせるのですが、銅がアルミニウムより強いため銅を焼鈍ししてネジリ合わせました。ネジリ合わせる過程で硬化が起こるので、焼鈍しを繰返し行いますが、アルミニウムの融点が低いため、アルミニウム線を溶かしてしまい不良品とすることがありました。

このブレスレットの効果としては静電気防止でした。プレゼントしたある保育園の園長先生からは空港でハイジャック防止の携帯物検査では、ゲートを通過する時に小銭入れや腕時計などを身に付けたままでも「ピンポン」という警報音が鳴らなくなりました。との喜びの報告がありました。

このネジリ合わせた二種類の金属棒をハンマーで叩いて平たくし、携帯電話機に貼り付けたりもしましたが、製作は簡単ではありませんでした。あるときホームセンターの金属棒の売場で、たまたまアルミニウム菅に銅棒を挿入したらピッタシの嵌め合いだったので、その日以後はこの組合せで棒を作り自動車の運転中は襟首に差し込むと疲労感が少なく、指圧のツボ押しとして使用したりしていました。特許出願の段階での調査に於いて220年前に発見されたガルバーニ電流のことを知り、この原理を商品化し特許を出願出来た偶然がとても光栄です。

※包装は写真と異なりますが、ご了承ください。