代替医療研究家 田川定慈のカラダコラム
快眠シリーズ2 快眠のための枕の条件
オーダーメイドの枕は意味がない!?
オーダーメイドすると良い枕を手に入れることが出来る。そうお考えの方も多いはず。しかし、ほとんどのオーダーメイド枕はあなたにとって良い枕になりえない可能性が大きいのです。
本来、枕を考える場合、『枕は敷布団の一部分』と理解することが正しい考え方です。なぜなら、私たちの背中は、床板のように平面ではありません。頭部から
かかとに至るまでは、曲線の連続です。
結論から先にお話しますが、枕単体での考えでは本当の快眠条件は得られません。本当の快眠を得るには、敷ふとんの弾 力性と枕の相互関係にあります。つまり、『快眠枕の条件=枕+敷ふとんの弾力性に左右される』となります。
ではいったいどうやって枕を選ぶのか。まずは敷布団と枕の関係です。敷布団が柔らかく、腰から尻の部の沈み具合が大きい場合、枕は高くします。逆に沈みが少ないと枕は低くなります。

オーダーメイドの枕を作る時、寝具店のマット上で採寸することが多いです。しかし、寝具店の敷布団とご自宅の敷布団が異なるもである場合、そこで枕の採寸をしても意味が無いのです。
これは売るための枕であり、使用するための枕ではないと言えるのではないでしょうか。
良い枕の考え方
1.枕屋さんに自宅へ来ていただくか、自分の敷ふとんを枕屋さんに持ち込んで自分の敷ふとんの上で採寸したオーダーメイド枕を使用する。
2.自分で高さ調整ができ、いったん調整したら高さの狂いが出ない枕を使用す。
次に枕単体の条件ですが
仰臥状態で頭頂部(後頭部の最も出た所)と第7頸椎部(最も上へあがった所)と、この2点間距離がポイントと言われています。しかし、実際使用するには、このようなことは分かり難いですね。
良い枕の選び方
1.首に力が入り負担がかからないように肩口から頭部まで載せられる。
2.若干あごを引き加減になるよう、枕の上下を調整できる。
3.枕が上方向へ逃げないようにするために、ピローケースのへりにスカート部があるもの。
4.一年を通じて弾力性が一定であること。日本国内で最もよく売れている低反発枕は、冬かたく、夏やわらかいので、硬さが不安定とされる。
5.通気性のある素材であること
6.使ってみてフィット感が良いもの枕を使ってみて「気持ちいい」「ピッタシの感じ」ということが大切です。「私は枕を使いません」と断言する方もいらっしゃいますが、枕が無いと弾力性に助けられた支えがないので、首に負荷がかかり、肩コリが起きやすいです。また口呼吸するようになり、口の中が乾いたり、ホコリを吸い込んでのどを痛めたりもします。ただし[自覚しないだけ]と言える人は健康上極めてあぶない体質と言えます。
条件が全て満たされると(敷ふとん、掛ふとんの条件は別として)快眠枕となります。

